これから、KeychronK2HE Special Editionというマグネットスイッチを搭載したキーボードを紹介していく。
はじめに断っておくが私はPCでレースゲームやFPSをしない。
せいぜいニンテンドースイッチでマリオカートするくらいだ。
これらの紹介するキーボードはゲームに有利に進めるための機能が搭載されたキーボードだ。
しかし、その機能を全く使いこなせていない。
ただ文章を打つ時にしかキーボードを使わない。
なぜ買ったか?
カッコイイからだ。磁気スイッチの打鍵感がどんなものか気になったからだ。
なんて贅沢なんだ。だから貯金ができない。でも、それでいいのだ。
そんなとち狂った私がこのキーボードを紹介していく。
目次
デザイン
まずはデザインだ。私はブラックカラーを購入した。
シックなデザインがかっこいい。木目調のサイドフレーム+金属フレームでこれ一台で大人な雰囲気にデスクは仕上がる。


ゲーミングキーボードによくあるRGBバックライトも搭載。
シックなデザインにRGBバックライト。
まるで大人な雰囲気にお茶目さも兼ね揃えているモテモテ30〜40代のような色気を出している。
決して、こどおじではない。

ホワイトもデザインがとても好みだが、私の皮脂でキーボードを汚してしまうかもしれないのでホワイトカラーはあまり選択しない。
キーボードは75%レイアウト。とてもコンパクトでスタイリッシュ。
省スペースで邪魔にもならず片付けもしやすい。マウスへの移動も少なくて済む。
75%レイアウトは必要最低限のキーが揃っているので使う上で困ることはなかった。
打鍵感と打鍵音
キースイッチはGateronダブルレールマグネティックスイッチを搭載している。
名前が長いので磁気スイッチと呼ばせていただく。


打鍵感はリニアスイッチに近い。
リニアスイッチは押した際にストンとスムーズな打鍵ができるのが特徴。
この磁気スイッチも引っ掛かりを感じず、そのまま押し込めるが、押し込む深さで徐々に重みを感じる。
まるで磁力で反発を受けているような感覚。磁気スイッチの名称に私が引っ張られている可能性は否めない。
しかしそう感じるのだ。
ストロークは4㎜と深く、入力していると押下圧の重さも相まって打鍵時に疲れを感じる。
私自身、キーストロークの深いキーボードは疲れやすいからあまり好んで使用しない。
しかし、そんな弱点を克服できるかもしれない機能がこのキーボードにはある。
この機能は後述するが、キーボードの特徴としてキー押下時の作動点を変更することが可能。
つまり最後まで押し込まなくても軽く押すだけでキー入力ができるようになる。
しかし、自分にそんなテクはない。
文章を考えながらキー入力の深さを調整するなんて、そんな高等テクは持ち合わせていない。
ONかOFFしかないのだ。最後まで押し込むか押さないか、ただそれだけだ。
テクニシャンにはおすすめなキーボード。脳筋な私にはとても使いこなせない。
ちなみに打鍵音は低音寄りのカタカタ音。打鍵音は響きにくいためオフィスでも使用できそう。
キーマッピング機能
キーマッピング機能とは、簡単に例えるなら、AキーをBキーに変更が可能な機能だ。
キー配列を自分好みに設定でき、卓越者になると、自らの配列を生み出すみたいだ。
私はシフトキーと組み合わせたらテンキーのように使える設定をしている。
キーボードの右半分の特定キーに数字キーを登録し、シフトキーを押しながらキーを入力すると数字が入力できるように設定している。
これでコンパクトなキーボードでもテンキーのように使用できるのだ。正直誰でも思いつくことを高らかに主張しているが、ここで問題がある。それは覚えきれないということだ。
0から9までは覚えられる。しかし、+-などの記号は設定しておいて覚えきれない。残念。
とは言え、とても便利な機能なので記憶力に自信がある方はぜひ活用してほしい
ゲームに特化した機能
このキーボードはゲームを有利に進めるための機能が多数搭載されている。
ゲームで使用して機能確認をしていきたいところだが、初めに紹介した通りこのキーボードの機能が活躍するPCゲームはほとんどしない。
すまないが詳細は他の人に任せる。
しかしこのままでは終われないので。ここでは簡単に説明(?)していく。
アクチュエーションポイント
先ほど少し記載していた、キー押下時の作動点を変更できる機能。
キーストローク0.2㎜〜3.8㎜の範囲内で、0.1㎜ごとに作動ポイントを各キーに設定できるらしい。
キーを押し込んだ際にキー入力した認識する深さを変更でき、少し触れただけでも入力が可能になる。
もしかするとフェザータッチでもキーが反応するかもしれない。言い過ぎか。
ダイナミック・ラピッドトリガー
次にラピッドトリガーだ
高速連打(手動)を可
能にする機能で、先ほど紹介したアクチュエーションポイントの入力解除版。
と思っていたが、キーの押す深さで入力キーを変更できる機能もあるらしい。
これがダイナミックを冠する者がなせる技なのか。
ゲームで例えると
浅く押せばキャラクターを歩かせ、深く押せば走り出す。キーを離せばなにかする。みたいなことを設定できるようだ。
Aキーを軽く押すと「A」が反応。→歩く
Aキーを深く押し込むと「Ctrl+A」→走る
Aキーを離すと「R」が反応する→ジャンプ??
みたいな感じか?
素直にすごい。そんな機能もあるのか。
アナログモード
正直うまく言語化できないため、レースゲームで例える。
車のアクセルペダルのようなもの。以上。
これしか説明できない。
押し込んだキーの深さで加速したりすることができる機能らしい。
押し込む深さで強弱を調整できるで正しいのだろうか。
ただのON /OFFではないらしい。すばらしい。
しかし問題は次だ。この機能は僕の理解が到底及ばない。
ラストキーストローク・プライオリティ(LKP)&スナップクリック
ここで、Keychron 日本語HPの商品紹介の一文を一部抜粋する
「LKP は、最後に押されたキーを優先させることでシームレスな方向変更を可能にし、『valorant』のようなタイトルでよりスムーズなゲームプレイを保証します。
スナップクリックでは、2つのキーを同時に押すと、深いキーが優先され、自動的に浅いキーがリセットされます。
これらの機能を組み合わせることで、カウンターストラフィングが簡単になり、高レベルのFPSプレイに必要な正確さとスピードが得られます」
うん。わからん。LKPはなんとなくわかる気がする。
スナップクリックとは一体なんなのか。
なぜ同時押しで浅い方がリセットされるのか。
どっちも反応したらダメなのか。
そのために押してるんじゃないのか。
さっぱりわからない。
もしかして、押し間違えをキャンセルする的な感じなのか。
押下途中に、やべ、違ったわと別のキーで上書きする的なやつなのか?
ゲームのプロはそんな刹那的に判断して操作しているのか?
ストローク4㎜の世界で。
違う気がする・・・。
調べても全然ピンとこない。
これはゲームで体験するしかない。
さいごに
木目調の温かみのあるデザインに特徴のある打鍵感、ゲームを有利に進める機能搭載で個性強めのKeychronK2HEをぜひ一度触ってみてほしい。
特に以下の人たちにおすすめだ。
- 仕事もゲームも同じキーボードでしたい人
- 大人な雰囲気デスクを目指している人
この一台であなたのデスクは生まれ変わる。(かもしれない)
ゲーム関係の機能がいらない人は、K2MAX Special editionとして、同一デザインで販売されている。
ただ、一部変更点があり、
- RGBバックライト→ホワイトバックライト
- 磁気スイッチ→静音スイッチ
など違いがある。
オフィス使用でも気にならない仕様に変更されているためゲームをしない人はこちらがおすすめだ。
