僕は半年以上前にApple Watch Ultra2を購入しメインで使用していた。
でも結局、僕はG-SHOCKに戻った。
理由は単純で、
「気を使いたくなかった」からだ。
DW-H5600は、
“スマートウォッチの便利さ”と
“G-SHOCKのガシガシ扱える安心感”
を両立した腕時計だ。
DW-H5600を4ヶ月程度使用して感じたことをレビューしていきたい。
DW-H5600はどんな人に向いているか
DW-H5600はこれまでのスクエアデザインや耐衝撃性能などを踏襲しつつ、心拍測定や通知機能を搭載したスマートウォッチライクに使用できる腕時計だ。
これまでのG-SHOCKファンや、スマートウォッチの機能が欲しいけど、衝撃などを気にせずガシガシ使用したい人などに向いている。
特に現場仕事などの技術職や、アウトドアにおすすめ。
Apple Watchから戻った理由
僕は職業柄、外で作業することが多々ある。Apple Watch Ultra2を一時期使用していたが、作業による破損や傷が嫌で、結局これまで使用していた、G-SHOCKに戻ってしまっていた。
Apple Watchの通知機能や睡眠測定、録音機能など便利だけど、作業前につけ替えるのも面倒。
ガシガシ使えるスマートウォッチがないかと探したところ、DW-H5600の存在を知り購入に至った。
僕にとってはスクエアデザインのG-SHOCKは10年以上使用してきた馴染みのあるデザインで相棒感もある。
やっぱこれだよなと思える腕時計だ。

Apple Watchはとても便利だけど、損傷を気にして使うのがストレスでした
DW-H5600の良かった点
気を使わずに使える
DW-H5600は耐衝撃性能に20気圧防水など、従来のG-SHOCKの機能を搭載している。
Apple Watchはスマホのように電子機器感が強く、作業でぶつけて壊さないよう、傷や衝撃に気を使ってしまうが、DW-H5600は信頼と実績のあるG-SHOCKの名を冠している。
G-SHOCKは独自のケース構造から、外部からの衝撃伝達を緩和する。また、防水性も兼ね揃えており、そのタフさには歴史があり、信頼性がある。
電子機器にとって過酷な環境下でも時間を正確に刻み続け、安心して仕事に集中できる。
着信やラインの内容を確認できる
DW-H5600は通知機能が搭載されており、スマホとBluetoothで連携し、電話やメール、LINE(着信、トーク)、SNSなどの通知内容を確認できる。
通知はスマホの設定に依存し、スマホに来る通知がそのままDW-H5600に反映される。
画面表示はアプリ名と通知内容の一部が表示され、ラインやメールなどのメッセージ内容は本体の左下ボタンを押すことで、内容の続きを確認することができる。

着信時(LINE含む)は着信者の名前が表示され、持続的に通知音やバイブなどで知らせしてくれる。
ただ、時計側でラインの返信などはできない。返信機能が欲しい人はApple Watchなどがおすすめ。
睡眠計測+スマートアラーム機能が非常に便利
DW-H5600は睡眠の深度を測定し、眠りの浅い時間に起こしてくれる機能がある。この機能は自分の生活にはもう欠かせないものとなっており、僕の中で一番重要な機能。
なぜなら、寝室にスマホを持ち込まずに済み、就寝前と起床後にスマホをダラダラ見ることがなくなって、睡眠時間の確保や朝の活動に時間を取れるようになったからだ。
今まで僕はスマホのアラーム(バイブ)を目覚まし時計代わりにしてきたが、スマホが身近にあると就寝前や起床時についついスマホを触ってしまうことはないだろうか。
就寝前にスマホを見て、気づいたら長時間経過していたり起床時にアラームを消してそのままスマホを触り続けてしまうなど、貴重な睡眠時間や朝の時間を削ってしまっていた。
スマホを別の部屋に置きたいが、目覚まし時計だと音で一緒に寝ている家族に迷惑がかかるので使いにくい。
そこでこの機能が役にたつ。
設定時刻になればバイブで起こしてくれるため、家族に迷惑をかけずに済み、就寝時にスマホを触ることもなくなり、睡眠時間を確保しやすくなった。
また、眠りの浅いタイミング起こしてくれるため、起床してすぐに行動に移りやすく、時間の浪費も減らすことができた。
夜間は通知をオフにもできるので、メールや着信などで起こされる心配もなく、スヌーズ機能もあり、5分おきに計5回起こしてくれるので寝坊もしにくい。

布団の中でスマホをついつい見てしまう人や睡眠時間を確保したい人にオススメな機能。
機能について簡単に説明すると、
睡眠測定(睡眠モニタリング)は、搭載された心拍計測用の光学式センサーで心拍データを取得し、心拍データをポーラール社のアルゴリズムを使用し分析結果を専用アプリに表示する。
睡眠時にDW-H5600を装着することで、睡眠時の心拍データを取得し、睡眠による回復度や睡眠の質のグラフ化、運動や睡眠のアドバイスをしてくれ、健康管理をサポートする。


スマートアラーム機能は睡眠計測で眠りの深度を計測し、眠りの浅いタイミングで起こしてくれる機能。
起床時刻とアラーム開始時間を設定すれば、その間で眠りが浅いタイミングで起こしてくれるためスッキリ起床しやすくなる。
Apple Watchにもアプリによっては同様な機能があるので、スマートウォッチを持っていない人はぜひ検討して欲しい。
バッテリー持ちが良い
バッテリー持ちについては、僕の使い方で約6日程度。
(心拍計測「常時」、通知機能「あり」、アクティビティ「使用なし」)
バッテリーは6段階のレベルがあり、上から「High」「4」「3」「2」「1」「Low」となっている。
「Low」になると心拍計測や通知機能など一部機能が制限されるが、ソーラーアシスト充電により時刻表示やタイマー、ストップウォッチなどは問題なく使用でき、腕時計としての機能は維持される。
また、バッテリーの持続時間は心拍計測の設定で変化する。
心拍測定「夜間のみ」、通知機能「あり」、アクティビティ「使用なし」では約8日程度で「Low」となり、2日程度バッテリー持続時間が伸びた。
Apple Watch Ultra 2は僕の使い方で二日に一回程度充電していて、寝る時にも着用するため、寝る前にも充電を気にしなくてはいけないが、DW-H5600は充電持ちがいいので全然気にならない。
事前に充電していれば旅行や出張時も充電器を準備しなくていいのはとても楽。

充電状態をあまり気にしなくていいのはストレスがなくて良いです
従来のG-SHOCKより視認性と着用感が向上
これまで使用していたG-SHOCK の電波ソーラーモデルGW-M5610Uは、先ほど紹介した心拍測定機能や通知機能以外にも違いがあるので紹介したい。
MIP液晶で視認性が良くなった
画面はMIP液晶で従来の液晶より視認性が向上。また背景が黒い反転液晶は時刻表示が見にくかったがDW-H5600は反転液晶でも画面表示がハッキリ表示され、時間を確認しやすい。

また、視野角も向上しており、画面を斜めから見ても時間を読み取れる。

ベルトのピッチ穴が細かくなっている
バンド穴のピッチが細かくなっているので、密着感を細かく調整しやすい。

僕の場合、従来のものはちょうど良い装着感にできなかったが、ピッチ穴が細かくなっているので、ちょうど良い締め付け感にしやすい。
気になった点
操作がわかりにくい
DW-H5600はボタンで操作する。左上ボタンは「アクティビティ」と「決定」、左下ボタンは「タイマー」や「心拍計測」など計測系。長押しすると「設定」や「携帯探索機能」。右下は「戻る」など、少々機能が散らばっているのでわかりにくい。
最初はこの機能どこだっけ…と探すことが多かった。
スマートウォッチのように直感的な操作はできない。
アクティビティの機能は必要最低限
アクティビティは「ウォーキング」「ランニング」「ジムワークアウト」「インターバルトレーニング」の4種のモードのみ。
Apple Watchは自転車に乗っていると、サイクリングをしていますかと通知が来て、アプリの使用を促す機能があったりするが、そういった機能は搭載されていない。
また、GPSは内蔵されていないため、走行経路や正確な距離測定はスマホに依存する。
ワークアウト重視の方は、物足りなく感じるだろう。
スマホ探索機能は微妙
DW-H5600でスマホから音を鳴らす機能があるが、「CASIO WATCHES」という専用アプリが立ち上がっていないと、この機能は使えない。バックグラウンドの設定を忘れていたり、アプリが落ちていると使えない。
スマホを無くした際、探索機能は使えず、心当たりのある箇所でBluetoothマークの点滅・点灯を頼りに場所を絞り込み、無事発見できた。
この辺りはどうにかできないものか。
まとめ
Apple Watchとの比較
アクティビティ関係や通知機能、アプリの豊富さはApple Watchがやはり優秀。さまざまなアプリをダウンロードできるため自分にあった機能を選択できる。
また、録音機能などは会議などですぐに使用でき、仕事のサポートをしてくれる。
Apple Watchはデスクワークが中心の方や営業職におすすめできる。
一方で、バッテリー持ちはDW-H5600が長く、アシストソーラー充電もあるため、充電切れによる時間の確認ができなくなる心配はない。
また、通知機能もあるため、作業に集中していたり、騒音で着信が聞き取りにくくても、バイブによる通知で気づきやすくなる。
とにかく頑丈で衝撃にも強いため、作業が多い技術職など、DW-H5600がとても使いやすい。
G-SHOCK GW-M5610との比較
G-SHOCKのスクエアデザインで電波ソーラーモデルのGW-M5610シリーズと比較していきたい。
GW-M5610UシリーズはG-SHOCKの電波ソーラーモデル。時刻合わせなどノーメンテで使用でき、薄くて軽量で非常に使いやすい。完成された従来からのG-SHOCK。
DW-H5600シリーズは定期的に充電をする必要があるが、従来の耐衝撃や防水性に、MIP液晶で視認性を高め、通知機能や心拍計測などスマートウォッチライクに使用できるG-SHOCK。現代版G-SHOCKといった印象。
使用感は変わらずスマートウォッチライクに使用できるのは、非常に嬉しい。G-SHOCKファンでもスマートウォッチに興味のある方におすすめしたい。
また、心拍計測や通知機能を搭載したモデルは他にも展開されており、
ステンレスボディ+樹脂バンドのGM-H5600シリーズ
サーファー御用達のG-LIDEシリーズから GBX-H5600
今後のアップデートや商品展開にも期待したいところだ。
